棚田撮影術



Since 2002/12/20
2004/02/17 + 2008/02/20

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大山千枚田は千葉県の南部、鴨川市の西部に位置し、標高408メートルの愛宕山の麓に築かれている。大山千枚田は広大な面積があるわけではなく、限られた範囲の中で四季折々に輝きを見せる里山の風景に情緒があると思います。小さな風景にも美を求める日本の心が千枚田の里山に感じられたらと思っています。

・人それぞれの千枚田
・案内板の中央広場
・山の処理を考える
・コンクリート舗装の畦道
・輝く太陽

◆撮影機材篇◆

・撮影データの記録
・フィルムを極める
・三脚と手持ち撮影
・ハーフNDフィルター
・露出補正 基本的なこと





大山不動尊から除夜の音が棚田にも聞こえ、長狭の里にも鐘の音が響き渡った。いろいろ合った一年が終わり、新しい年が幕を開けた。冷たく澄み切った空気に、初日の出の光が寒さを切り裂き、棚田に光を照らし一年が始まった。今年も新たな棚田オーナーを迎え千枚田が歓声に包まれる。

・初日の出を写す
・獅子神楽舞
・珍しい降雪の棚田
・降雪の翌日・青白い棚田
・畦が赤色に染まる時
・すいせん咲く棚田


大山不動尊から冬の終わりを告げる、節分の歓声が響き渡った…。
『鬼は〜外!、福は〜内!』境内の特設舞台から、勢い良く豆と餅が撒かれる。
近郊近在から不動尊に集まった人達で賑合っている。里には春の山野草も顔を出し始めている。

・大山不動尊の節分会
・寒さ厳しい冬の棚田


棚田はまだ茶褐色の景色だが、畦には春の芽吹きが感じられる。
少しずつ、若草の緑が増えてゆき、畦は緑色の景観へと変わる。
農作業の準備も始まった、小さな棚田だがトラクターも入り田起しが行われている。



桜咲く早春、棚田は光にあふれ、眠っていた命もよみがえり、田には蛙の音が響き渡る。
ウグイスの声が里に聞こえ、木々も芽吹き暖かな日々を向かえた。
農家は苗を田に運び田植えの準備が始まった、これから農家は忙しくなる。

・光きらめく棚田の春
・田毎の月、月夜の棚田


五月は棚田オーナーが待ちに待った田植えの季節だ。あちこちの田から子供の歓声が響いてくる、
泥んこになりながら田植えをする子供達や、慣れた手つきで田植えをする、継続オーナーなど…。
田植えは保存会の手ほどきを受けながら、午前中であっという間に終わってしまう。

・大山不動尊の火渡り祭


田植えから一ヶ月が過ぎ、棚田は稲の緑が増えて来た。
季節は梅雨真っ只中、休耕田になった棚田には花菖蒲が植えら、綺麗な花が咲いている。
梅雨が終われば、最大の難所、水不足との勝負が始まる。



さんさんと照りそそぐ真夏の太陽が棚田を照らし、棚田は水不足と勝負が始まった。
稲が生長し稲穂が膨らむときに水がなければ、収穫量が減少してしまう、いつも農民は真夏の暑さに泣かされてきた、
今年も過酷な夏を無事に稲が生長してくれる事を見守るだけしかない。

・夏の草原に稲そよぐ
・北風原の羯鼓舞


高台から見る長狭平野は黄金色に染まり、いつ稲刈りが始まっても良い状態だ。
大山千枚田も稲刈りが始まった、五月に棚田オーナーが植えた稲も豊かな実りで頭を垂らしている。
稲刈りの歓声が棚田に響いた、嬉しそうに稲を刈り取る子供達、黄金色に輝く千枚田の秋景色。

・大山 高蔵神社例大祭
・黄金色に頭を下げる稲


秋になると棚田オーナーの稲刈りが始まる、刈り取った稲は稲架掛けで乾される。
次に脱穀などの作業が終わると「稲は藁(わら)」へと言葉を変える。
秋の夕日に照らされた稲塚は郷愁感が感じられる、空には赤トンボが舞い風は冷たくなってきた。

・稲塚をポイントに写す
・吉保八幡神社の流鏑馬神事


少しずつ秋風が寒く感じる季節、里にはススキやハギの山野草も見かける時期になる。
棚田はひっそりとしている、今年一年の稲作も終わり、棚田も疲れを癒しているかのようだ。
秋雲が棚田の空を流れ、トンボが空を舞う。すこし淋しい季節の到来だ、すべてが静まる冬が近い。



千枚田にある木々も葉が色付き、少しながら黄葉を見せている。
日中は暖かだが、朝夕は冷たい風が身にしみる、冬が近くなったことを感じる。
里の柿が色付き、何もない景観の中で花を咲かせているかのようだ。朱紅に色付く里の柿。

・野焼きの千枚田


秋が終わり、冷たい冬がやってきた。
冷たいが風が千枚田を吹き抜けてゆく、虫の音一つ聞こえず静まり返った、なにも聞こえない静かな季節だ。
木々は枯れ、枯葉は風に舞っている、何もない季節。



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